「おらが町の投信」~「ファンドオブファンズ入門」より
さわかみ投信の澤上篤人代表と、ありがとう投信の村山甲三郎代表の共著による
「長期運用時代の大本命!~ ファンドオブファンズ入門」(実業之日本社)
を読みました。
・預貯金に著しく偏っていた日本の個人資金も、これからドドッと投資信託に流れ込んでくる。
・ところが、日本には本格的な長期運用はまだまだだ。
・本格派の投信は、受け皿としてまだまだ増える必要があるが、その際に注目されるのが「ファンド・オブ・ファンズ」だ。
という主張で、澤上さんが理念的な部分を、村山さんが「ファンド・オブ・ファンズって何?」という部分を分担して書かれています。
特に興味深かったのが「おらが町の投信」をつくろう、という提案でした。最近の澤上さんのセミナーでは必ず言っておられるようです。
・地方の経済活性化のために長期運用の考え方を取り入れ、地方の人たちがその地方の人たちのために投信を立ち上げよう。
・低コストで、いい運用成果をあげるためには、ファンド・オブ・ファンズが適している。
・そんな「おらが町の投信」が全国各地にできてくると、長期投資へ向かう流れが一気に大きくなる。
この提案に共鳴する人々も多くなっているようで、実際に投信会社の設立やその準備に動いているところもすでにいくつか出てきています。ネットで簡単に見つけることができるもので、大阪の「浪花おふくろ投信」や山陰の「かいたく投信」などがあります。
一気に資金を集めて「投信ビジネス」で大もうけ!?というこれまでの証券会社系のビジネスではなくて、「小さく生んで大きく育てる」「気がついたらすごく大きな動きになっていた!」という“自然の流れ”を目指す、この発想。
注目していきたいと思います。
| 固定リンク


コメント
はじめまして、rennyと申します。
こちらのブログで「かいたく投信」の存在を知りました。
(「浪花おふくろ投信」は知っていましたが)
独立系投信は、細々と拙ブログで応援しています。
お時間が許せば一度ご覧ください。
投稿: renny | 2007年3月18日 (日) 08時34分
rennyさん、はじめまして。コメントありがとうございました。
ブログを始めてから日も浅く、初めてコメントをいただいたのがたまにブログを拝見しているrennyさんで、驚いています。
今後ともよろしくお願いします。
投稿: アール | 2007年3月18日 (日) 21時56分