サヤとり手法
古くからのトレード手法に、「サヤとり」というのがある。林輝太郎氏の著作にはよく出てくるし、プロの間では一般的な手法だと思う。
最近、このサヤとり手法を活用した有料会員組織もネット上でいくつか宣伝されているようだし、某商品先物会社からも(もちろん、その会社の口座をつくってもらうことを目的にしたものだが)書籍が出ている。しかしながら、未だによく知られた手法というわけではないようだ。なぜかしら?
林先生のように古くからやっている人は、手書きで書いた場帖を基に、相場の流れを感じ取るようにしたようだが、現在では「統計学的な手法を取り入れた」というものがいくつか見られる。
基本的な考え方は、「もとのサヤに収まる」。つまり、サヤは拡大したり縮小したりするが、結局のところ適正な値に戻っていく、というものだ。従って、サヤの動きを追い、平均値から大きく外れてくると、サヤの縮小方向(あるいは拡大方向)に仕掛けて、また平均値に戻るのを待つ。
サヤとりは、株式でも商品でも、また最近ではFXでも行われるが、私が研究していこうと思っているのは、(とりあえず)商品の同一銘柄の異限月間のサヤである。いちばんわかりやすそうな気がするからだ。ただ、人気のある(?)オイルはたとえサヤとりとは言えどもリスクが高いと思うので、穀物とゴムで見ていくつもり。穀物も、そこそこの出来高があるものに限ると、コーン、一般大豆、Non-GMO大豆、アラビカコーヒーぐらいまでだろう。
| 固定リンク


コメント