FPの仕事はライフプランをつくることから始まる
ファイナンシャルプランナーの資格をとるためには、ライフプランニングは必修です。必ず、ケーススタディとして、自分でライフプランをつくることになっています。
ところが、ファイナンシャルプランニングの実務においてはどうでしょうか。
始めから「投資商品の相談」であったり、「保険の見直し」であったりすることが、ままあります。
また、マネー雑誌などを見ると、「ファイナンシャルプランナー○○氏いちおしの投資信託!」とか「今入るならこの保険商品」といった具合です。ファイナンシャルプランナー(FP)の仕事は、『金融商品の目利き』であると考えられているのかもしれません。
もちろん、数多くの、複雑な金融商品の中身をわかりやすく説明するのも、FPのやるべきことの一つであることは間違いないでしょう。しかし、あらゆる人にとって「いい金融商品」というものはありません。
相談にこられた目の前のお客様にとって「いい商品」を選択するためには、その方の価値観や生活の現状、これからどういう生活をしていきたいのか、といったことがわからなければ、無理です。いや、言い方が反対ですね。お客様のライフプランを実現し、より良いものにするためにどうするか。そのために役立つ商品を選ぶのです。
だから、「始めにライフプランありき」なのです。それがなければ始まらないのです。本当は。
反対に言うと、ライフプランをしっかりしておけば、商品選びもやりやすくなりますし(なんといっても目的がはっきりしますから)、枝葉末節にこだわることが少なくなります。商品選びが先に来ると、どうしても「損か得か」という基準で考えることになり、まさに「木を見て森を見ず」ということになることが多いようです。
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